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韓方医院でアトピー治療を受けた方へのインタビュー

2015年4月1日、韓国・ピョンガン韓医院を訪れ、アトピー治療を受けたSさん。

そんなSさんに当協会副理事の橘亜美さんが経過観察も兼ね、治療後インタビューを行いました。

橘さん(以下、橘):Sさん、ピョンガン韓医院へ行き、全体的に感じられたことを感想という形で教えてください。

Sさん(以下、S)

日本の病院の雰囲気と違う感じで病院らしくないという意味ですがとても綺麗だと思いました。      カフェっぽかったですね。長先生は肺のことしか語らなかったので、本当に大丈夫かなと思いました。 先生の雰囲気は穏やかだったので、質問はしやすかったですよ。助手の先生も日本語が分かったようですので、安心材料となりました。話を聞いていて、韓方薬に自信があるんだなと感じました。

橘:ピョンガンタン(韓方薬)を持ち帰っていただき、帰国後いつから飲み始めましたか?また飲み心地を教えてください。

S:4月6日(月)から飲み始めました。   1回3回食前でも食後でもよし、40T飲みますが、粒が小さいので数は多いのですが飲みにくいわけではありません。  1回で飲める程度です。 先生から勧められた、40度くらいの熱さのシャワーを浴びるというのも開始しました。

橘:飲んだ直後の1週間の様子を詳しく教えてください。(状態)

S:顔の皮膚から反応ありました。薬をやめたので次の日からすぐ反応が出ました。   薬(※)を塗っていましたが、韓方薬を飲み始め、塗らないようしました。   顔の皮膚の表面がパサパサしました。   1週間飲み続けた結果、皮膚の状態がよくなり、パサパサ感を感じなくなり、薬(※)を塗らなくて済むようになりました。 (※薬=ステロイドとかワセリン  今までの塗る頻度は 1日1回か2回(朝と風呂上りが多かった)→顔は薬を塗らなくてすむようになった)

橘:4月・1か月間の様子を教えてください。(状態)

S:手首・肘、ひざ、首に赤みが出始め、かゆくなりました。  これが先生の言う好転反応と思いました。赤みとは汗によるかぶれの様なもの。  1日1回汗が大量に出るようになりました(時間的なものはまちまち)。  顔は落ち着いた状態を保っていました。

橘:5月・1か月間の様子を教えてください。(状態)

S:1か月目と、ほぼ変わらずですね。   背中にいったん吹き出物の様なものはできましたが、そちらもおさまり、きれいになりました。ざらつきがなくなりました。

橘:2か月を通しての感想は?(状態)

S:鼻炎を持っていたのですが(点鼻薬を持ち歩くほど)、症状が改善し、点鼻薬がいらなくなり、症状はおさまりました。 通院している鍼灸院にかかったところ、「今飲んでいる韓方薬が合っているみたいね。背中がきれいになっている。」と言われました。 (背中を見たときの改善状況をみて。)

橘:過去の治療経験と今回の違いは何でしょうか?

S:ステロイドを一切使わないという画期的な治療法だと思います。   先生の話を事前にお聞きしていたので、かゆくなっても好転反応だと思えました。早めの時期に顔で変化が出ました。

橘:2か月間の治療でよかったこと、辛かったこと(よくなかったこと)を教えてください。

S:良かったこと:ステロイドに頼らなくて済むようになったこと。徐々に症状が改善していっているのを感じています。   辛かったこと:かゆみがあった時に、我慢するしかない。我慢がつらかったです。

橘:これからも続く治療でこういった部分が良くなったり、治ったりしたらいいなと思うことを教えてください。

S:手首、肘、ひざ、首の好転反応は出たので、その部分が早くよくなってほしいですね。   かゆみが減るといいです。(汗をかくとひりひりするので)

橘:改善点や希望内容を教えてください。

S:クレジットカードを使えるように病院側が手続き可能な方法を増やしてほしいです。   協会経由でなければ日本語が通じないので、日本人が安心して利用できるよう環境を整えてほしい。

【橘副代表理事の感想】 お会いした印象も含めて端的に言いますと、 ・顔のアトピーはだいぶ治っている(アトピー特有のゴワゴワした感じがなくツルンとした感じ) ・他の部位はまだ好転反応が出ている最中 と感じました。

一つの素晴らしい事実は、 「鼻炎を持っていたが、その症状はなくなった。」 とのこと。これは韓方薬のおかげなのかなと思いました。

Sさんへの経過観察インタビューは再び2か月後に行い、また皆様にもお伝えさせていただく予定です。


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