韓方医療観光連盟キム・ユソク先生来日セミナー開催【福岡】
7月31日、福岡にて、ハンバンスタイル協会とMOUを結んでいる釜山の韓方医療観光連盟より、キム・ユソク韓医院院長をお招きしての韓方セミナーを開催しました。 まず、韓医学の理解のために必要な「陰陽」について、お話しいただきました。わかっているようでわかっていない「陰陽」の概念、それを日常生活に生かしていく方法について、具体例を挙げながらお話しいただきました。
続いて「四象体質」について、特に日本人に多い「少陰人」の特徴を多くあげてお話しいただきました。 釜山韓医師会では、2014年から釜山市の少子化対策のために韓方による不妊治療を釜山市と協力して進めて成果をあげています。また、今年からは韓国でも社会問題化しつつある痴呆症の増加に対する対策を釜山市と協力して進めています。 どちらのプロジェクトにも実際に携わっているキム先生からお聞きする、韓方による痴呆症へのアプローチも興味深いものでした。
また、今回は韓方による肥満予防・体重管理がテーマでした。 韓方の基礎的な考え方を知り、自分の体質を知ることで、個々人が健康的な体型を維持するのに合った食養生、運動法を知ることができることを学びました。 韓医学大学でも教鞭をとっておられるキム先生のお話は示唆に富んでいて、複数の参加者から、「まさに目から鱗とはこのこと」との感想が聞かれました。短いセミナーの時間では話がつきず、一緒に昼食をとりながらも、先生の熱のこもった健康論に参加者は大いに盛り上がりました。 セミナーのために、お休みの日にもかかわらず来日いただいたキム・ユソク先生に心から感謝いたします。 暑い中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。