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韓方医療活性化観光招待旅行レポート③


ハンバンスタイル協会の 東京支部、広報委員の新井です。

【韓方医療観光活性化招待旅行】レポート〜2日目〜③

釜山ロッテホテルをチェックアウト、9:00出発し、本日は慶州へと移動しました。 京釜高速道路に乗り、1時間半。高層マンション群の立ち並ぶ釜山から景色はのどかな山里風景に変わります。高速道路とはいえ、がたんごとんと飛び跳ねながら 10:30今回の大きな魅力の一つ、「慶州コッマウル韓方病院・医院」へ到着。 韓屋の建物の風情は歴史的建造物を思わせる古風な作り、ですが検診の施設の機械は充実し、トータルで健康診断をうけることができました。昼食をはさんで15:00までゆったりと韓屋のオンドルの暖かさに癒されながら一つ一つ検診をしていきました。

ローリングベッドのマッサージ、オンドル部屋、大きな電気ヨモギ温灸、問診、血圧、目の光彩検査、血液検査、心電図。そして、金東烈先生による脈診、データ分析の説明、四象体質判断、カッピング、モグサ灸、 自己申告の肩こりや腰痛、膝痛などへの鍼治療などもしてくださいました。 まさに、韓方医療観光視察の醍醐味というものでした。庭には韓方薬を干す台が並び、奥には電気釜の並ぶせんじ薬を煎じる部屋など広く、釜がたくさんならんでいました。伝統医療を中心に、オンドルのあたたかさと、木造りの建物と大きな瓦屋根、屋根付きの渡り廊下や敷石を渡り歩いて母屋から別棟へと歩くちょっとした距離感など、心にもリラックス効果のある病院でした。 もう一つの注目は、昼ごはん! アルミプレートの凹みに乗せる韓方食事は、野菜が中心。ふんだんな野菜の量と工夫と美味しさに満足度が一気に上がりました。ナズナの若い芽のナムル、ヒジキのような海藻のナムル、モヤシ、ニラ、ネギのナムル、れんこんの甘辛煮、彩よくパプリカ、ニンジンもっと野菜を大根の薄切りで巻き、ニラでグルグルと結んでいる、丁寧さに感激の一品。その他にも、プルコギですが脂がない部分のお肉でとても旨みがある葉っぱ包みして食べました。餅菓子の添加物無添加の素朴な美味しさ。 こんなに野菜を使う工夫は韓国料理ならではだと思いますし、食治を基本に考えられていると思い、ジャンクな暮らしをしている自分をとても反省させられました。

ゆったりとした時間を過ごし、大きなよもぎ蒸しのお釜をお腹に乗せ、ポカポカとした身体のまま、各々皆様方、満足の顔つきで優しい金先生と記念撮影をして、病院を後にしました。

慶州文化遺産の古墳群が600以上も町中にある慶州。その一つ「天馬塚」を見学しました。新羅王朝時代の埋蔵品を見学し、当時の死者に対する尊敬の思いが伝わってきました。埋蔵品を見たことが、この後のミュージカルの衣装に目を奪われるとは思いもしませんでした。 ーーつづく。


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